15年くらい前までは、音楽を聞きながら本を読んだりパソコンを弄ったりというのが私の一番好きなことでした。
しかし、年を重ねて目が悪くなってきて近くのものが見にくくなり、本を読むのが億劫になってしまいました。また、ある時期から OSS というものにかかわり、自分でサーバーを立てて OSS を試したり、その不具合を修正したり、使い方を工夫してみたりとパソコンにふれている時間がすごく長くなってしまいました。
本については、必要に迫られたときだけ読むという状態になり、読むのは実用書ばかりで文学を楽しむというような高尚なことはほとんどしなくなってしまいました。最近では好きな(いや好きだった)作家の新刊がでると一応購入するのですが、読まずに本棚に眠っています。
読む本については、どこでも読めるように電子書籍を利用することが多くなりました。PDF を利用したり Kindle を利用したりしています。 それで、本(電子書籍)を見ながらパソコンで作業をするので、モニターが複数あるし、タブレットも複数あります。
音楽を聴きながら何かをするという生活習慣はそのものは変わっていないですが、聴いている音楽や聴くための環境も大きく変化しました。
子供時代の LP レコードから始まって、カセットテープ、CD、MD など、聴くためにはメディアが必要なため、どんどんメディアが溜まっていき部屋が狭くなっていきました。LP から CD に移り変わったときは、置き場所がないので LP を全部売り払ってしまいました。今更ですが、アナログの音楽情報の密度とかに心残りがあり、やっぱり LP もステレオセットも保持していればよかったなと公開しています。CD から MP3 や FLAC などにメディアが移って、もはや CD も不要なんですがまだ 2千枚以上残っています。
本の代わりというわけではないですが、映画やドラマを見るようになりました。本と違って、音楽を聴きながらというわけにはいきませんが、それらの中にも音楽が含まれているし、しかもかなり上質な音楽もあったりして、これも新しい趣味になってきています。
2022年8月21日
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